学長閣下拝具: 大阪城を築き、百姓から天下人へと至った豊臣秀吉様の逸話は十六歳の際に初めて本で読みました。そのことをきっかけにして、私は豊臣秀吉様及び大阪に興味を持ちました。大学に入って、日本語を勉強して、『日本商業の400年』という本で大阪の堂島の米市場では世界で最初の先物取引が行われたということがわかりました。私の外祖父が一生商業をしていますので、私は小さい頃から外祖父の逸話を聞いていす。それに、父はずっと「仁義礼智信はいつでも忘れるな!」というふうに私を教育しています。儒学と商業の雰囲気に包まれている私は数百年にわたる多彩な商業の歴史を持っている大阪に好意があって、大阪の商業社会を理解し、大阪で成功した松下幸之助様の営業の哲学に少しでも触れ、将来自分の会社を創り出したいと存じます。また、先生や先輩から「大阪の人々は熱意で、親切で、よく他人を助ける」と聞いて、「もし日本へ留学したら、ぜひ大阪へ行きたい」と存じます。 そういうわけで、私はXX大学へ入学したいものです。半年でも、貴校の授業やクラブ活動によって自分の日本語の能力を向上したいです。また、ボランティア活動を参加したり、日本人の学生と良く交流したりするつもりです。大学を卒業し、また大阪へ行き、大阪大学経済学研究科経営学系専攻を目指して頑張って勉強し続けると存じます。 将来自分の会社、自分がする商事によって、中日双方の企業家の間に善隣友好関係を深め、互恵平等の基礎に立って相互の利益を尊重しつつ協力したいと念じております。 学長閣下のいよいよの御健勝をお祈リ申し上げます 本文来源:https://www.wddqw.com/doc/a550c66e5727a5e9856a616b.html