実は今度の発表ためにこの小説を読みましだ。村上 春樹の作品はたくさんがある。国境の南、太陽の西はあまり有名な作品ではなくだけれども、まず、この題目は私を引きつけだ。でも、国境の南とは何ですか?太陽の西も何ですか?どのように物語を書く知りたいのですが。作者はなぜこれらの2つ一緒に置いこと。 この小説は一人称で語られている。主人公の小学生時代から三十七歳までの事を述べる。彼の恋愛遍歴と生命の中に女子の数々を述べる。小学生時代に好意をよせていた「島本さん」、高校時代の恋人「イズミ」、妻「有紀子」を主な登場人物として、語られていく。 少年時代、「一人っ子」であることにコンプレックスを抱き育った主人公・ハジメ。彼はひとりっこの転校生・島本さんと仲良くなる。友達の域を越える仲のよさになるが、中学にあがるとともに疎遠になってしまう。それから高校に入学したハジメは、島本さんとはまた違ったタイプの女性・イズミに出会い、付き合うようになる。このころからハジメは女性に対して、自分のなかの力に引き寄せられていることを感じる。イズミに対しては最終的に彼女をとても傷つける形で別れてしまう。そうしてハジメはひとり、東京の大学へと進学した。 主人公・ハジメの現在である37歳の時点で、彼と有紀子結婚する生活は理想的とでも言えそうなくらい素晴らしい。青山で二つのジャズバーの社長をし、奥さんと二人の子供がいて、BMWとチ ェロキーの2台の車に乗り、箱根に別荘を持っている。それなのに欠落を嘆く彼だからこそ、自分の人生が自分の人生でないように感じるんだろう。 その後島本に再び出会う、でも主人公と有紀子は離婚ギリギリまでいくが、島本さんは姿を消し、表情のないイズミを見た後、有紀子と和解し、小説は閉じられる どうしても忘れられない人だったり、どうしても忘れられない夢だったり・この作品をみると、運命の相手とあまり早く出会いすぎるのもあれなのかな、と思ってしまう。しかし、遅すぎても・・・・・ 本文来源:https://www.wddqw.com/doc/8604a7365a8102d276a22f62.html