尊敬語と謙譲語 きちんと使えていますか? 尊敬語と謙譲語の区別はつきますか?昔、学生の頃に勉強したことはあるんだけど…というあなたへ贈る、今さらの敬語と謙譲語の総復習!あなたは、上司に妙な尊敬語は使っていないですよね? 日ごろあなたが使っている尊敬語は、ちゃんと相手を尊敬している言葉ですか?もし間違っていたら、せっかくの謙虚な気持ちが台無しです 上司や先輩に対して使う言葉、敬語。今年2月2日に文化審議会から発表された「敬語の指針」によると、5分類になる? という答申もありましたが、あなたはきちんと使えていますか? 自信があるという方、それでは謙譲語は大丈夫ですか? 「謙譲語って、なんだっけ?」と思わずつまってしまうあなたに贈る 尊敬語と謙譲語の総復習! さあ、スタートします まずは敬語の基本 敬語=尊敬語ではない! 尊敬語とは、目上の人を敬い、相手の立場を自分よりも上にする言い方です。 「敬語」=「尊敬語そのもの」と思われがちですが、厳密に言うと「尊敬語」は「敬語」というグループの中のひとつです。「敬語」は、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」を全部含めたものなのです。 よく使われている間違った敬語の例をあげるともともと丁寧な言葉とされるものに、「お」、「ご」、「~になる」、「れる、られる」などを付けてしまっているものがあります。 例:○「いらっしゃる」 ×「いらっしゃられる」 「より丁寧に」と思い、ついさらなる丁寧な表現を付けたくなりますが、とてもしつこく感じる間違った使い方です。注意しましょう。 尊敬語と謙譲語は本当に間違えやすい 辞書を引くと、おおよそ以下のように分類できます。 ●尊敬語…目上の人に対して、敬って相手の立場を上にする言い方 ●謙譲語…自分や身内の立場を低めることで、相手を敬う言葉 相手を高めるか、自分を低めるかの違いなのですが、敬語の使い方で一番間違えやすいのは、この尊敬語と謙譲語の使い分けです。 例えば、このような場合です。 ●お客様に対して ×「資料をご持参下さい」 ○「資料をお持ちになって下さい」 ●自分のことで ×「後でお電話します」 ○「後で電話をいたします」 ●自分の会社の事で ×「社長なら、いらっしゃいません」 ○「社長なら、おりません」 相手がお客様なのに、謙譲語を使ってしまったり、自分自身や身内の行為なのに「お電話」のように尊敬語の「お」をつけてしまったり、「いらっしゃる」と尊 本文来源:https://www.wddqw.com/doc/5be2ee74f46527d3240ce015.html