16 なぜ日本語を勉強するのか 作文例1 私が日本に興味を持ったきっかけは、日本のテレビ・アニメです。「一休さん」とか「クレヨンしんちゃん」とか「ドラえもん」とか、日本のアニメはとても人気があります。 それで日本に留学している友だちに、日本のコミックを買ってきてもらいました。絵もすてきですし、主人公も個性的で、ほんとうに日本のコミックはおもしろいです。しかし、残念なことは日本語が読めないことでした。私は夜間の日本語教室に通うことにしました。どうしても日本語でコミックを読みたかったのです。 今では、だいたい読めるようになりました。日本語がわかるようになると、今度は自分でアニメを作りたいと言う夢が生まれてきました。というのも、私は小さいときから絵を描くのが好きだったからです。できるかどうか、わかりません。でも、この夢を実現するために、来年日本に留学したいと思っています。 作文例2 私の出身はモンゴルで、大学で日本語を勉強しました。日本語をマスターすれば就職に有利だと思ったからです。 卒業の年に、能力試験の一級にも合格することができました。もちろんうれしかったです。それで、日本向けにカシミアを輸出している会社に就職したいと思って、入社試験を受けました。しかし、面接試験のとき、うまく答えられなかったり、質問された内容がわからなかったり、さんざんでした。面接官から、「もう少し、日本語の勉強をした方がいいですね」と言われました。 自分は日本語ができると思っていたのに、自慢の鼻がぽきっと折られてしまいました。悔しくて、その日から日本語の猛勉強が始まりました。とにかく日本語の本をたくさん読みました。日本のビデオを繰り返しくり返し聞きました。 今、私は旅行会社で日本語通訳をしています。 「継続は力なり」です。努力さえすれば、きっと夢は発見できます。皆さんも日本語の勉強、がんばってくださいね。 使いましょう 1. ~ことにする ◆ いろいろ考えましたが、○○大学を受けることにしました。 ◆ 今度の夏休みに、北海道に行くことにしました。 ◆ このことは、他の人には話さないことにしましょう。 2. というのも~からだ/んだ ◆ お金がない、というのは給料前だからだ。 ◆ 転職することにしました。というのも今の会社は給料が安いからです。 ◆ このことは内緒にしてください。というのも妻に知られる困るんです。 3. ~かどうか ◆ おいしいかどうかは、食べてみたら分かります。 ◆ それが事実かどうか、調べる必要がある。 ◆ その人が成功するかどうかは、なんで決まるのでしょうか。 4. ~方がいい ◆ 風のときは、ゆっくり休んだ方がいいですよ。 ◆ 彼女には話さない方がいい。と言うのは彼女はおしゃべりだから。 ◆ 部屋は狭いより、やはり広い方がいい。 5. ~さえ~ば ◆ あなたさえよければ、私はかまいませんよ。 ◆ 健康でさえあれば、何でもできるよ。 ◆ このラーメンは、お湯を注ぎさえすれば、すぐ食べられます。 会話例 田中:李さんが日本語の勉強を始めたきっかけは何ですか。 李 :国にいるとき、日本の留学生と友だちになってのがきっかけなんです。 田中:ああ、そうですか。 李 :私も日本語を勉強したかったので、私が彼に中国語を教えて、そのかわりに、彼から日本語を教わったんです。 田中:それはいいですね。彼とは、今もつきあっているんですか。 李 :ええ、メールでれんらうを取り合っています。今年の夏に、こちらに来るということなので、楽しみにしているんです。 田中:何年ぶりですか。 李 :3年ぶりです。町の様子もずいぶん変わりましたから、驚くだろうと思います。 田中:それで、日本語は仕事でも役に立っているんですか 李 :ええ、今の会社の取引先には日本の会社が多いですから。日本のことわざにある「芸は身を助ける」 田中:ずいぶん難しい日本語を知っているんですね。 話しましょう 1. あなたが日本語の勉強を始めたきっかけは何ですか。 本文来源:https://www.wddqw.com/doc/98e623393968011ca30091e7.html