柳田国男の

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柳田國男の『妖怪談義』から

妖怪の勉強と聞いても、よく分からない人がいるんじゃないでしょうか。でも、妖怪というのは元々ただの漫画やゲームのキャラクターではなく、「民俗学」という分野で調べられているちゃんとした学問なんです。ここでは、民俗学の世界では有名な柳田國男という人の話を使って、妖怪の勉強をしていきたいと思います。 そもそも妖怪、つまりお化けというのは人間が作り出したものなんです。人の「よく分からないけど怖い」っていう感情を形にしたもの、それがお化けだと思ってもらって構いません。じゃあ、これを勉強として学んでいこうとすると何が分かるのか、説明していきましょう。

柳田國男さんは、「日本人が一番に持っている感情は怖いと思う感情だ」と言っています。この「怖い」という気持ちが変化してお化けになったというんです。

皆さんのなかにはお化けなんていないと思っている人がいるかも知れません。実際に、お化けの話なんて今では笑い話か怪談くらいにしか出てきませんよね。でも、そんな人でも、「怖い」という感情は有りますよね。その「怖い」という感情が日本の文化を作り出した源で、お化けも神様も「怖い」という感情から人間が作ったものなんだ、というのが柳田さんの主張です。

柳田さんによると、お化けは元々神様で、それが落ちぶれてお化けになってしまったのだそうです。でも、それに対して小松和彦さん


「神が妖怪になったのではなく、元々神と妖怪のどちらもが存在していたのだ」といいます。

どちらが正しいかなんて、私には分かりません。でも、私としては、柳田さんの説を支持します。といっても、全くその通りだと思っているわけではありません。ただ、柳田さんの言うように、神が落ちぶれて妖怪になった例は世界でもいくつか見られると思うのです。例えばキリスト教では、最初は神様だけがいて、後から悪魔が出てきた事になっています。それも、悪魔達の一部は元天使なのです。同じような例は日本にも有ります。「夜刀の神」という神様は、元々は神様だったのに、人間達が自分を粗末にしたからといって暴れ出して、妖怪にされてしまったのです。考えてみたら、神様の祟りってよく昔話にも出てきませんか。あんなふうに祟りばっかり起こしていると、そのうち神様も妖怪にされてしまうわけです。 妖怪というのは昔は「物の怪」と呼ばれたそうです。そう、「もののけ姫」の「もののけ」です。

この物の怪というのは、正体不明なもの全部を言います。ですから、そういう意味では、神様も妖怪も区別はないはずです。神様だって正体不明には違いありません。

でも、今皆さんが思い浮かべる妖怪はきっとおどろおどろしい姿をしているのでしょうね。これは、江戸時代に妖怪のイメージが固定されてしまったせいだといいます。

ところで、皆さんは「ゴジラ」を見た事が有りますか。ゴジラは皆


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