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真剣!開花予想

今年も桜の開花予報に気を揉む季節がやってきた。

毎年3月に発表される桜の開花予想。気象庁ではスーパーコンピュータを更新し、万全の体制で臨む。

気象庁では96年からコンピュータを使って桜の開花予想をしている。過去の開花日や気温のデータから予測式を作り,その予測式に夏以降から発表日までの気温と,発表日以降の予想気温を当てはめ,開花予想日を導き出す。これまでは、過去50年の開花状況を元にしていたが、今年は地球温暖化や都市化の影響を考え,現状に近い過去30年間からデータを選んだという。

今年は寒波の影響で開花が遅れる見込みだ。昨年は開花が予想より4日以上遅れ、苦情が相次いだ。果たして,今年はどうなるか。


コラム 日本人と桜

日本人で桜に無関心な人はいるまい。開花宣言だ,2分咲きだと情報が飛び交う。開花すれば,雨が心配だ,風が心配だと,気にするまいと思っても,気にせずにはいられない。サクラが咲けば「花見」が始まる。職場の仲間や友達.家族と花を楽しみながら、酒を飲んだり弁当を食べたりする.花のみならず、桜の木は日本人の生活に密着している.花の塩漬けは、祝いの時の桜茶になり、あんパンの上に乗っている。葉の塩漬けは桜餅を包むのに使う。木材は木工材料から建築用材にまで使われている。樹皮は茶筒や工芸品に利用する。

中国の北京でも天壇公園や玉渊潭公園では、日本から寄贈された桜を見ることができる。ちなみに,北京の桜は東京よりも3週間ほど開花が遅いそうだ。


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