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こんにちは。正午のNHKニュースです。

安倍総理大臣は、中東とアフリカを訪れて各国の首脳らと会談し、原油能安定供給や経済関係の強化などを図るため、今日午前、最初の訪問国、オマーンに向けて政府専用機で羽田空港を出発しました。安倍総理大臣は今日から今月15日までの日程で、中東のオマーンとコートジボワール、モザンビーク、エチオピアのアフリカ三か国を訪問することにしており、午前十時過ぎ、最初の訪問国オマーンに向けて、政府専用機で羽田空港を出発しました。安倍総理大臣は、出発に先立って羽田空港で記者団に対し、次のように述べました。「え、最初の外国訪問先として、え、中東とアフリカを選びました。アフリカは日本外交にとって、まあ、フロンティアといえると思います。え、そしてまた、中東は日本にとって、戦略的にきわめて重要になりますし、安全保障上も重要であります。今年もですね、地球中を俯瞰する戦略的な外交を展開していと考えています。」安倍総理大臣は、一連の首脳会談を通じて、日本への原油や天然ガースの安定供給を確認したいとしているほか、日本企業の進出や投資しやすい環境を整備し、各国との経済関係を強化したいといっています。また、安倍総理大臣は訪問先のエチオピアにあるau(会社名)アフリカ連合の本部で今月の十四日に演説を行い、アフリカの開発支援に向けた日本の取り組みを表明することにしています。

ところで、安倍総理大臣は羽田空港で記者らに対し、新たな国立の追悼施設の設置について、「何よりもご遺族の気持ちが大切だと思う」そうした観点から、「検討を慎重に考えているべきだ」と述べ、慎重な姿勢を示しました。この中、安倍総理大臣は自らの靖国神社参拝に関連して、公明党の山口代表が「新たな国立の追悼施設の設置も検討すべきだ」いう考えを示していたことについて、次のように述べました。「え、新たな平和追悼施設については、え、何よりもご遺族の気持ちが大切なんだろうと思います。え、そうした観点からですね、検討を慎重に考えていくべきだろうと考えています。」また、安倍総理大臣は今後の靖国神社参拝について、「国のために戦ったご英霊に対して、尊崇の面を表し、一国のリーダーとして手を表せ、ご冥福をお祈りするこの気持ちは持ち続けていきたい」とのべました。その上で、安倍総理大臣は「参拝自体が残念ながら、外交問題、政治問題がされており、この観点から今の時点から今後参拝するかしまいか申し上げるつもりはない」と述べました。(安倍!不知悔改!

おととい、川崎市にある横浜地方検察庁川崎支部の取調室から、集団強姦や強盗などの疑いで逮捕されていた20歳の男が逃走した事件で、警察は周辺で男が関わったとみられる空巣などの事件が起きていないことから、関係先などに潜伏している疑いもあるとみて、行方を捜査しています。おととい、川崎市川崎区にある横浜地方検察庁川崎支部から、団強姦や強盗などの疑いで逮捕されていた川崎市多摩区の無職、杉本裕翔容疑者、20歳が逃走しました。警察は杉本容疑者を全国に指名手配し、これまでに凡そ百件の目撃情報などが寄せられましたが、有力な手掛かりは得られていないということです。これまでの捜査で、地検川崎支部に近い住宅の敷地内で杉本容疑者が脱ぎ捨てたと見られるトレーナーが見つかっていますが、逃走から丸二日近く経ったいまも、その後の足取りがわっかていません。警察によりますと、これまでに、川崎市の周辺では、杉本容疑者が関わったとみられる空巣などのセット事件が起きていないと見られます。警察は周辺の防犯カメラの映像を解析するなどして、手掛かりかないか調べるとともに、杉本容疑者が関係先に潜伏している疑いがあるのを見て、友人や知人などにも話を聞くなどして、行方を捜査してい


ます。杉本容疑者が逃走した横浜地方検察庁川崎支部の周辺の小学校や中学校では、昨日に引き続いて、今朝も子供たちが保護者に次坐れながら、集団登校しました。

大手製薬会社、ノバルティスファーマの薬の効果を調べた臨床研究をめぐる問題で、厚生労働省は、データが操作された論文を薬の宣伝に使ったのは誇大広告を禁じた薬事法に違反する疑いがあるとして、今日会社と当時の広告責任者について、東京地検に告発状を提出しました。この問題はノバルティスファーマは販売する高血圧を治療薬「ディオバン」の効果を調べた複数の大学の臨床研究に、この会社の当時の社員が変わったうえで、論文のデータが操作されていたものです。会社は平成十九年以降、医師向けのパンフレットなどでこれらの論文に基づいて、薬には脳卒中や狭心症を予防する効果もあるなどと繰り返し宣伝し、年間一千億円以上を売り上げていました。厚生労働省は会社から資料の提出を受けるなどをして調査した結果、おととしまで二年間一部の広告について、誇大広告を禁じた薬事法に違反する疑いがあるとして、今日会社と当時の広告責任者について、東京地検に告発状を提出しました。厚生労働省の調査に対し、会社側は、論文に不正があると認識していなかったと主張しているということです。厚生労働省の監視指導麻薬対策課の赤川治夫課長は、「調査では、だれかデータを操作したのかなど、全員を解明できず、捜査に実態解明を委ねる必要があると判断した」と話しています。これについて、ノバルティスファーマは「皆様にご心配とご迷惑をかけしたことを深くお詫び申し上げます。この事態をきわめて重く受け止めており、これまでと同様に、当局に全面に協力してまいります」というコメントを発表しました。

カナダ西部のアルバータ州で、中国を訪れた後体調不良を訴え死亡した患者から、毒性強いH5N1型の鳥インフルエンザウイルスが検出され、カナダ政府はH5N1型ウイルスによる北米で初めて死亡例だとして、中国への旅行者に注意を呼び掛けています。カナダの保健省は八日、記者会見を行い、今月三日西部アルバータ州の病院で死亡した患者から、毒性強いH5N1型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表しました。死亡した患者は、先月二十七日訪問先の中国からカナダに戻る際、飛行機の機内で発熱や頭痛などの症状を訴え、その後入院して、手当を受け容れたということです。WHO、世界保健機関によりますと、これまでにH5N1型の鳥インフルエンザウイルスによる死者が確認されたのは、アジアや中東、アフリカが中心で、カナダ政府は、北米では感染による初めての死亡例だといいます。一方で、患者が中国での滞在中にウイルスに感染した疑いがあることなどから、カナダ国内で感染拡大が懸念されるケースではないとしています。カナダ政府は、中国側と連携して感染ケールなどを調べるとともに、中国への渡航者に対して、鳥との接触を避けるよう注意を呼び掛けています。インフルエンザ問題に詳しい東北大学の押谷仁教授は、「H5N1型ウイルスは人に感染する力が弱いので、今後感染が拡大する恐れが低い。ただ、中国に日本人も多いので、鶏などには近づかないように注意する必要がある」と話しています。

去年国内で販売された外国車の割合は全体の8.6パーセントと過去最高を記録し、これまで大型で高級というイメージが強かった外国メーカーが価格を抑え、燃費にも配慮することで、日本市場で市場を広げていることが覗います。日本自動車輸入組合によりますと、去年一年間に販売された外国メーカーの新車台数は、おととしに比べて、四万台近く、にして十六パーセント増えて、二十八万五百四十台でした。これは台数としてはこれまでで四番目ですが、軽自動車を除いた販売台数全体に占める割合は、8.6パーセントで平


成二十三年の7.7パーセントを上回り、過去最高になりました。外国メーカーが台数を伸ばしたのは、従来より価格を安く抑えた小型車は相次いで発売したことや、燃費を改善し、エコカー減税が適応される車種を増やしたこと、それに、自動ブレーキの装備など日本車並みに安全性の高めた車を投入したことなどが要因と認められます。協会団体では国産車との価格差があまりなくなってきたため、外国車に乗り返した人も増えている。外国メーカーは、今年も新型の小型車を相次いで投入する計画で、国内メーカーとの競争はますます激しくなりそうだと話しています。

去年一年間に日本に入国した外国人は凡そ千百二十五万人で、円安で日本への旅行に以前より割安感が出たことや、東南アジアからの旅行客のビーザの発効要件が一部緩和されたことなどで観光客の増加につながり、初めて一千万人を越えました。法務省によりますと、去年一年間に日本に入国した外国人は凡そ千百二十五万人で、前の年より、凡そ二百八万人、率にして22.8パーセント増えました。日本に入国した外国人は一千万人越えたのは初めてで、昭和二十五年に統計を取り始めて以来、恰好最高になりました。国や地域別に見ますと、韓国が最も多く、およそ二百三十一万人、次いで台湾が凡そ二百十七万人、中国が凡そ九十八万人などとなっています。あた、日本に入国する際にビーザを免除されたタイが凡そ四十四万人と、前の年より77パーセント増えて六番目に、マレーシアも凡そ十七万人と、前の年より38パーセント増えて十番目となっています。法務省は円安で日本への旅行に以前より割安感が出たことや、タイやマレーシアなど東南アジアからの旅行客のビーザの発効要件が一部緩和されたことなどが観光客の増加につながったとしています。一方、中国は前の年より、6パーセント減尐しており、法務省は钓鱼岛をめぐる問題などで、日中関係が冷え込んでいることが影響をしているものと見ています。

ポスティングシステムを利用して、大リンーグを移籍を目指すプロ野球楽天の田中将大投手が渡米し、獲得を目指す各球団との交渉が本格化する見通しとなりました。関係者によりますと、田中投手は昨日成田空港を出発し、アメリカに入りました。現地では、田中投手を獲得を目指す大リンーグの球団幹部を会って話し合いなどを行う予定だということで、今月25日の交渉期限の前に、代理人を務めるケーシクロス氏を通して、大リーグ移 籍に向けた動きが本格化することになりました。大リーグ挑戦の意向を示していた田中投手は、先月25日に、楽天がポスティングシステムを利用を申請したことで、獲得を希望する大リーグの全ての球団と交渉できることになっています。

株と為替の動きです。今日の東京株式市場は、昨日大きく値上がりした中心に、利益を確定しようという売り注文が広がって、株価が大きく値下がりしています。日経平均株価午前の終値は昨日より206円91銭安い、15964円94銭。東証株価指数トッピク数は8.32下がって、1297.91となっています。一方、東京外国為替市場の円相場は、現在昨日に比べて、1200円高とりやすの一ドル百四円、今から十三銭


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