さ、ストップ。うん~~。セカンド??ミスふり。俺の代わりに振るかい?ほんと?そんなわけないだろう、入って来るな。僕を弟子にしてください。楽器は何かできるの?バイオリンとピアノ少し。そう、そうか。もう来るじゃないぞ。間もなく着陸します。??ベルト、頭をしたに。ここからの放送は、ご覧のスポンサーの提供で送りします。下手くそ、と下手くそ、皆下手くそ。は~~見て見て、千秋様よ。俺様、千秋様。へ~あれが噂のは。ピアニストの千秋雅之の息子で、本人もピアノうまいらしいよ。うん~なんか偉そう。指揮科の早川くんドイツに留学だって。うっそ、すごいじゃない、くそう、俺はこんなところで何をやってるんだ。何やってんじゃこりゃ~。勝手に盛り上げて終わらずな、ボケ。曲って、お前好きな贝多芬やろうが。選抜学生コンサートに推薦した俺の顔に。何やこれ。スコーアー?何でピアノ科のお前はスコーアーなんか持ってんだよ。ご丁寧にチックまで入れて。お前指揮者なんてなるつもりか。ふさげんな。ピアノも録に弾けんくせあほ。うるさいな、じじ。借金の取立てみたいなレッセン仕上がって、なにかエリート専門の江藤塾だ。てめいの生徒皆同じ弾き方するんだよ。気持ち悪い。西へ帰れ、はりせん教師。言いたい事はそれだけか。また言ってもいいのか。いいえ、もうええ。お前はあかん、俺の見込み違いやって。そうだよ。俺は指揮者になりたいんだ。小さいごろから、父に連れられ世界中の舞台に見てきた、ヨーロッパの荘厳な大レストら、??の指揮、なのに俺は。贝多芬ピアノソナタ「悲愴」。すっげい出鱈目、これじゃ「悲惨」だ。違う、出鱈目だけど、間違ってるんじゃない。すごいうまい。何だこれ、一体誰か。真一。江藤先生の所首になったって、ほんと。彩子。謝って許して貰えなさいよ。だんで。なんでって。あの先生内の大学じゃ一番有能で有名なのよ。いいよもう。俺ピアニストになりたい訳じゃないし。だったらピアノ科にいないで、指揮科に転科すれば、ピアノは練習、これの先生は??先生だけだから、余計なこと教わりたくない。じゃー、さっさと留学すれば、馬鹿みたい。飛行機が怖くて乗れないなんて。胴体着陸体験してないお前に何が分かる。じゃ、船で行けばいいじゃ、船だって同じだ。海は宇宙と一緒だ、空気もない、孤独の黒闇。要するに、溺れたこともあるよね。俺、音楽やめようかな。日本にプロになってもヨーロッパで演奏できなきゃ意味ないし。おまんちの会社多賀谷楽器の社員してもらおうかな。帰るなよ、今日。やめてよ、私たちもうそういう関係じゃないだから。それに、負け犬なんか嫌い。くそ。何とか先輩。風、風の音がする。今度はピアノ。何だこの曲。これあの時聞いた贝多芬の。ゴミの中で美しい響くピアノソナタ、気ままに、歌のように。思い出した、千秋先輩、むきゃ(萌)、昨日のこと覚えていますか。あ、先輩。ここ、俺のマンション。隣の部屋。千秋先輩。何なんだ、あの女。頭痛い、昨夜飲みすぎだか。くそ、彩子のせいで、それにあの女。千秋先輩、ベルト、内に忘れていたですよ。俺のじゃない。野田女、先輩のですよ、昨日私が外したから。人違いだ。それは俺のじゃない。あれは先輩でしたよ。違う。内の前で拾ってしまう。断じて違う。でも同じ匂いですよ。野田女、千秋様と。谷岡肇、知らない先生だな。ま、あの張扇よりひどいことないだろう。あの女は。ね、お遊戯にびったりでしょ。いいよいい。特に最後がいいね。じゃ、もう一回通してやよう。はい。彼は今度の俺の教師。なお終われるのか。 谷岡先生、すげい笑い気、あの人落ち零れ生徒ばっかだろ。通称、落ち零れ先。俺が落ち零れ生?くそ、日本湿度高くて、息が詰まる。脱出できないやら、一層音楽なんかやめてしまうか。なんだ、この匂いは。隣?あの女の部屋か。なんじゃこりゃ。はい~きゃぶ、千秋先輩。どうしたんですか。分かった。ベルトとるに来たんでしょ。違う。これが同じマンション。先輩、ペルトならここに。掃除、掃除道具全部出せ。くそ、何だこのごみな山は。撤去してやる。あ~だめ。その段ボールは学校の道具が入ってるんです。これは何だ。 この茸は、洗濯物です。これは、分かりません。ぶや~ブラジャ。ぶや~パンツ。九州の土。黙ってろ。俺はバガだ。やけんなって、こんな掃除してしまうなんて。「悲愴」か。こいつのピアノやっぱりうまい。手がでかい。難しいところ何やくやってる。あ、そこ違う。この前同じように弾いて。この前って、どう弾いただっけ。こうだろ。ほんどうにその時の気分で弾いてるだな。でも、面白い。歌うように弾いてる。へ、二人で?やってみない?野田君と二人でピアノ二台の曲。冗談じゃない。何で俺はこのごみ女と一緒に。野田恵です。野田女って読んでください。とにかく、あんなめちゃくちゃ弾き方奴に合わせるわけないでしょ。君ならできるよ。この大学で一番ピアノうまいし。それに指導力。聞いたよ。野田君にちゃんと弾かせなんてすごいよ。ま、後輩指導と思って。後輩指導?曲は莫扎特の二台のピアノのソナタニ長調。知らない。俺も知らん。結構速い曲で合わすの大変だと思うけど。ま、気長に練習してよ。五分で読して始まるぞ。千秋君、この曲八分弱よ。じゃ、八分弱にしよう。じゃ、テンポゆっくりでいいから、いくぞ。冒頭は二台のピアノたっだ二小節で間違うな。もう一度行くぞ。なぜ、どうしてこんなにめちゃくちゃに。楽譜見てないじゃないか。野田君耳で覚えられるから、楽譜見ながら弾く習慣がないだよね。だからいつも出鱈目なのか。間に合っています。掃除じゃない、練習だ。いや。なにがいやだ。あれから一週間経ってないのに。ごめんなさい。また暗部仕切りなくて、でも何とか覚えてしますから。後一週間ぐらい、そんなに待ってられるか。俺が弾いて見えるから、自慢の耳で覚えてきて。いいか、作曲者の意思は絶対だ。俺とやる以上、まずきっちり弾いてもらうかな。違う、なんとなく弾くな。俺の音ちゃんと聞け。その顔ややめろう。それでも、ミス減ってきた。でも、なんだか。まだ何か変でしたか。どこですか。変。。。野田ぜんぜんわかんなかった。くさい、あなたの頭。そうですか、四日前チャンと洗ったのに。気持ちいい。何やってんだ俺は。又訳が分からんボランティアを。なんか今こんな気分です。俺はこんな気分だ。何犬ですか。すごい、よく魚類といわれる。こいつって。相当。いいや、かなりやばいかも。じゃ、やります。頑張って。野田女、適当に今日は自由に弾いていいか。俺にはわかる。こいつは特別なものがある。そして、そいつに合わせられるのは俺様ぐらいだ。ここまでは完壁、問題は、出た。あの口、もうけり始めた。自由にしようにいった途端、素直な奴だ。でも、合わせる。合わせてみせる。両親の離婚で、母と共に日本に帰るになった時、先生、僕、絶対指揮者になるから、だから大きくなったら、是非僕が先生の弟子にして。いつでも待ってるよ。君は私の弟子だからな。??先生いってた。身震いするほど感動する演奏できるなんて、本当に稀だって。俺はそんな瞬間夢にながら、昨日までは諦めた。でも、今、確かに、小さな身震いを感じている。よかったね、千秋君。なんか壁越えたみたいで、俺のためのレッセンだったのか。あの狸教師。先輩の背中、飛びつきたくてドキドキ。それで%^&*ですか。違う、断じて違う。胸がきゅうって苦しいです。だから違うって言ってんだろ。野田女こんな気持ち初めてです。聞いてのこりゃ。 本文来源:https://www.wddqw.com/doc/bdcf1e3767ec102de2bd8990.html