楽山へようこそ 皆様、お疲れ様でした。ようこそ楽山へおいでくださいました。わたくしは皆様のガイド兼通訳の周宇というもので、今回皆様のお世話をさせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。それでは、楽山の概況をご簡単に紹介させていただきます。 楽山は、古来より「嘉州」や「海棠の香りが満ちる国」と称され、歴史的に「古蜀国」に属していました。四川省の南西部にあり、市の中心部は、成都双流国際空港より約100kmの場所に位置します。市域面積は12800平方キロメートル、11の区域、市、県などの管轄区からなり、総人口は353.5万人となっています。 楽山には悠久の歴史があり、約三千年前、古代蜀王朝開明より統治されていました。その後、清代になって初めて楽山と呼ばれるようになりました。楽山という地名の由来は「知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ」という『論語・雍也』の一説より名付けられました。そして、古来より「天下で一番美しい風景のあるのは蜀で、蜀で最も美しい景勝地は嘉州にあり」と言われています。楽山は数多くの景観に恵まれた著名な観光都市であり、市域内には観光資源も豊かにあります。その中で、最も光り輝き存在であるのが、楽山大仏です。 1200年以上の歴史のある楽山大仏は、座高71mで、現在世界で最も大きい石仏です。唐の玄宗皇帝の時代である713年、凌雲寺の僧海通は水害を鎮めるために大仏の建立を思い立ち、人を集め物資を募りました。大仏が完成したのは803年で、実に90年歳月を要しました。 完成当時、大仏は「大像閣」と称する13層の木造の建造物に覆われ、法衣には金箔、胴には朱色が塗られていました。 さらに、湧水を外に逃がすための排水溝、そして雨水を効率よく逃す溝が掘られていました。 しかし、明代末期に建物は焼失、大仏も風雨に晒されて色が落ち、雑草に覆われていました。 それでは、出発いたします。楽山でのご旅行を心ゆくまで、お楽しみください。 (介绍译文) 乐山,古称“嘉州”,亦称“海棠香国”,历史属古蜀国。它位于四川省西南部,市中心距离成都双流国际机场大约100公里。面积约12800平方公里,拥有11个区市县,总人口达353.5万。 乐山历史悠久,约3000年前,便有古蜀王朝开明统治。其后,直到清朝才更名“乐山”。《论语·雍也》中有句“智者乐山,仁者乐水”,“乐山”之名也就取自于此。中国有句古话“天下风光在蜀,蜀之盛在嘉州”,的确,乐山深受大自然的恩惠,观光资源相当丰富,其中熠熠生辉的当属乐山大佛。 乐山大佛拥有超过1200年的历史,坐高达71米,是现今世界上最大的石刻佛像。公元713年,凌云寺的海通和尚为镇水患,招募人员筹集资金,开始修建大佛。终于历经90年,在公元803年修建完成。 大佛在建成时为彩绘金身,其外部覆盖有十三层的木造楼阁,名曰大像阁。另外,大佛身体各处均设有排水沟,使得大佛不受雨水侵蚀。不过,到了明代末期,大像阁毁于大火,从此,大佛便饱受日晒雨淋,使得颜料剥落,杂草覆满全身。 本文来源:https://www.wddqw.com/doc/6e3a0ab3f705cc1754270932.html