民間交流と中日関係 林暁慧 遠い昔から進んでいる中日互いの民間交流は、今のところに中日関係の中の重要な一環として、独特な作用がある。だから、中日関係の発展のために、民間交流についての研究が必要なものである。もちろん社会各分野の学者たちは様々な角度からいろいろな研究をしていたのだが、私はその民間交流の歴史という点からお話を始めたいと思う。 遥か唐の時代は、中日民間交流の盛んな時代である。中国にある有名な僧侶、鑑真という人がいた。彼は五回もやって日本へ行ってみていたが、五回も失敗したという前提に、第六回目ようやく日本に到着した。そんな彼が天皇陛下に重視され、唐招提寺の住職になった。それから鑑真は日本で中国の仏教の極意を教授し、中国文化の一部を日本の人々に伝えた。 勿論、中国からの交流だけではなく、一方、日本も文化や経済の交流のため、遣唐使という使者を中国に派遣した。その中、一番中日関係に貢献したのは、阿倍仲麻呂という人だった。彼は中国の名前が晁衡で、中国政府に仕事を何十年もし、最後中国で亡くなったのである。阿倍仲麻呂が中国で生きている時間に、いろいろな日本の知識や文化常識を中国の人々に教え、伝えた。晁衡と同時期の日本留学生は吉備真備という人だった。吉備真備の一番大きな貢献は、漢字の部首によって、平仮名を造ったということである。はっきり言うと、彼が中国文化の一部を日本文化の一部にならせたのである。ということで、阿倍仲麻呂も吉備真備も、個人の力を出し、民間交流の一環として中日関係を促進した。 昔中日民間交流があったのはもちろん、現在でも様々な民間交流が増えているところである。その中で注目されるのは留学生という団体である。 中国改革開放後、数の多い中国の学生たちが日本に留学し、あるいは、日本の学生たちが中国に留学するという現状が持続している。その留学生たちは言葉環境、生活習慣や価値観念などの違いを越え、精一杯他の国の文化を学び、日常生活に自分の国のことを他人に教え、結果として中日民間交流の一環になり、中日関係を促進する。統計調査によって、数年以来十万人以上の中国留学生が日本に勉強し、そして卒業後、その中の一部は日本に勤め、日本社会の経済の発展や中日関係に貢献する。そいう留学生の団体がいるということで、中日関係はますます良くなると、私は思っている。 今中日民間交流が増えてきたと言われるのだが、全然物足りない状況ということである。この状況を改善するため、以下の四つの手段が必要だと思う。最初に、互いの学者は公正の角度から相手の文化を研究し、社会によく伝わる。そうすると、人々はより易く他の国のことを受け入れる。それ以外、メディアは互いの現状を冷静に、客観的に報道すべきだ。そうしないと、大きな誤解が簡単に生じる。第三つのポイントはやはり留学生たちの影響だと思う。留学するという活動は一番直接に他の国の文化を接触するのではないだろうか。最後、中日両国は互いの言語の学びを促進しなければならない。言葉の意味を分かれば、その中の感情も分かるはずだ。以上の四つの方面から手段をすれば、中日関係は必ずよりよくなると思う。 全球経済活性化のもとに、中日両国も互いの友好のために努力しているところだ。ますます活躍になってくる民間交流を手段として、中日関係はどのようになるか、そしてどこまで行けるかと、私は期待している。 本文来源:https://www.wddqw.com/doc/cd01da2c0975f46526d3e150.html