JR京浜東北線架線断裂、2週間前の点検では異常なし 4日夜、JR京浜東北線で架線が断裂して停電し、およそ35万人に影響が出たトラブルで、断裂した架線は、2週間前の点検では異常はなかったことが、新たにわかりました。 このトラブルは、4日午後7時すぎ、横浜市の京浜東北・根岸線の桜木町駅と横浜駅の間で、架線2本が断裂して停電し、京浜東北線の一部区間や併走する東海道線などが運転を見合わせるなどしたため、およそ35万人に影響が出たものです。 「勝手に扉開けちゃう人がいて、騒然とした。火花が散って電線が切れたと聞いた」(乗客) 断裂した架線は、直径およそ12ミリの合金製のもので、パンタグラフと接触することで列車に電気を送る役割を持ちますが、その後のJR東日本への取材で、2週間前の先月22日に、この架線を目視で点検した際には異常はなかったことが新たにわかりました。 架線はパンタグラフとの摩擦によって磨耗して切れた可能性もあるということで、JR東日本は原因を詳しく調べています。(05日11:16) 本文来源:https://www.wddqw.com/doc/2928ecbd3968011ca30091ac.html